批評空間について雑記

 「ErogameScape-エロゲー批評空間-」エロゲーマーなら1度は利用したことがあると思います。ErogameScapeから略称としてかエロスケなんて呼び方も聞きます。

 このサイトは批評の名の通りエロゲに対して、不特定多数のユーザーが得点をつけ、感想をつけていきます。もちろん、それがメインではあるのですが、このサイトの何より優秀な点はデータベースとしてです。
 単純に考えると得点の高いエロゲ=評価の高いエロゲですから、ここから名作を探していくこともできます(必ずしも得点=面白さでは無いですが今回は割愛)。それだけではなく、このヒロインの声良かったなって思ったらその声優さんの出演作を調べられますし、原画やライターはもちろん、プロデューサーなんかまでに対しても検索をかけられます。ただ、この業界は複数名義の方がいますが、公式で同一人物と発表されてない限り、統合されないので注意です。

 他にも主題歌が気に入ったら、どのCDに収録されているかも調べられることが出来ます。エロゲの主題歌はCDとして出回ることがあまりないので、フルの音源を手に入れるのは中々手間がかかる事があります。予約特典や初回特典についてたり、サントラに収録されていたり、コンピレーションアルバムに入ってたり。なので入手手段の情報はかなり重宝します。ただ、配信情報は結構穴があるので配信されてるか自分では調べてみた方がいいかもしれません。

 他にも発売予定のゲームで発売日や新作の確認をしたり、最近登録された体験版で体験版の配布確認をしたりと、これからの情報を仕入れていくのにも便利です。

 このサイト1つお気に入りに入れておくだけでも、エロゲライフはより快適になること間違いなしです。

 

終わりに

 ふと気が付いたのですがエロゲーは英語にしてもErogameなんですね。なんとなくAdultgameよりは語感が可愛らしい気がして好きです。

 ちなみに私は「エロゲ」というのですが、「エロゲー」と長音譜までつける方もいらっしゃいます。どちらが正しいというわけではないですが、「ムリゲー」「音ゲー」「格ゲー」なんてのをみると、もしかして「エロゲー」の方が正しいのではないかという気がしてくるのです。実際、CLOCKUPからは「えろげー!~Hもゲームも開発三昧~!」というタイトルの作品が発売されています。

ただ、この「えろげー!」のタイトルコール、「え」にアクセントがのっていて「え↑ろげー!」なんです。これがどうにも私には違和感で、アクセント無しでフラットに「え→ろ→げ」がやはり一番馴染みます。「クラゲ」とほぼ同じ感じですね。みなさんは一体どのタイプでしょうか。

 

エロゲ初心者むけ講座 ~エロゲを趣味に~

 この記事を見てるということは、エロゲに興味がある、またはエロゲをプレイしてる方だと思います。

「ストーリーに興味があるんです」「好きなライター・絵師さんの作品が気になるんです」とエロに興味が無いって人も、やはりアダルトコンテンツ、なかなか人に相談しづらいものがあります。

ましてや「今晩のおかずを買いに来ました」って方ならば、自分の性癖を暴露するようなものですから、これもまた困難な道になります。

そこで、最初エロゲ初心者が気になるであろう以下の2点について解説していきます。

  • エロゲってお金かかるの?
  • エロゲってどこで買うの?

 

 エロゲってお金かかるの?

結論から言うと意外とエロゲにお金はかかりません。

とはいえ、買い方次第なので人によっては大金をつぎ込むことにもなりますが。ここら辺は、自分の資金力と欲望との戦いになりますので趣味だったらどのジャンルでも通る道かと思います。

まず、エロゲにはざっくり2つの価格帯があります。フルプライスとミドルプライスと呼ばれるものです。

  • フルプライス
    大体10000円前後でほとんどの作品はこの価格帯に属します。

  • ミドルプライス
    大体5000円以下の作品です。最近はここら辺の価格帯でヒロイン1人に絞った作品が増えつつあります。分割売りも多いので、結果的にフルプライスを超えてしまうこともあるのですが。(ここから価格帯でロープライスに分ける場合もありますが今回は割愛)

一般向けのゲームの価格相場が5000円なのを考えると、フルプライス作品1本1万円は高く感じるかもしれません。気になる作品が3本で3万円、激戦区と呼ばれるような月には話題作が5本くらい出るので5万円。1ヶ月2本づつ買っていっても年24万円かかります。

あくまでこれは、”新作”フルプライスを”新品”で購入し、”売らない”場合です。逆に言うと”新作””新品”に拘らず、”売ってしまう”のであれば安くすむのです。

新作・新作に拘らない

エロゲの購入費用を抑える点ここが一番重要な所になります。

エロゲの中古価格はほとんどの場合半年も経てば新品の半額以下になります。半額なのですから、単純におなじ費用で2倍のエロゲを買えてしまいます。定価を超えたプレミア価格どころか、定価の半額を維持している作品なんて滅多にないので、気になる新作でなければ中古買いで十分かもしれません。

さらに最近はDL版のセールも見逃せません。旧作の半額セールや、10本で1万円セット売り、中には500円セールなんかで買えてしまうものもあります。もちろん、名作や話題作も豊富に含まれているのでセール情報は見逃さずにチェックするのが大切です。

 

終わったら売る

エロゲの中古価格は安いという話をしましたが、これは新品で買った場合、価値時間とともにドンドン下落していくという事でもあります。なのでたくさんプレイしたい場合は、名残り惜しいですがドンドン売ってしまって次の購入費用にあてていくのがベストです。

中古で買った場合も、買取価格は販売価格の半分くらいなので、プレイ後にすぐ売るを繰り返すと、定価の半額で購入して、その半額で売れるので、実質定価の1/4くらいでプレイできることになります。

そう考えると、フルプライス1本が実質2500円くらいになっていきます。

中には中古買取不可の作品もあるので、そこは要注意です。

 

とはいえ、新作を今すぐやりたい、購入特典が欲しいとなってくると費用はかさんでくるのでどこまでお金をかけるかはその人次第です。

 

エロゲってどこで買うの

まずはエロゲの販売形態としてパッケージ版とDL版の2つがあります。

特徴として

  • パッケージ版
    ゲームディスクを購入する現物タイプです。インストールするためにはDVDドライブが必要です。主流はこちらで、店舗特典といったショップごとの特典もついてきます。通販・店頭購入、中古販売と多くの場所で買えます。箱がデカくてかさばります
  • DL版
    データを購入するタイプです。DL専問サイトで購入後、DLしてインストールなので、ネット環境さえあればOKです。パッケージ版についてた特典がなかったり、パッケージ版よりも配信が遅かったりする弱点があります。データのみなので場所取らない、お家で買ってすぐ遊べる等の利点もあります。

パッケージ版の場合は、AmazonFANZAといった通販サイト、Sofmapメロンブックスといった店頭で購入できます。具体的にはエロゲのホームページを見るのが一番早いです。店舗特典のページで大体の購入可能ショップをリンク付きで紹介しているので。

中古で買う場合は、アダルト中古取り扱いショップに専用のコーナーが設けられていることが多いです。手っ取り早いのは駿河屋での通販ですね。ただし、駿河屋は発送が遅いので、早くプレイしたい時にはオススメできません。

DL版はFANZAやDLsiteといった、DL版専門サイトでの購入になります。早い・場所を取らないがとにかく利点で、家にエロゲ箱置けないって方や、今すぐプレイしたいって方にオススメです。セールも時折やっているので、気になる作品をお気に入り登録しといて、セール対象になったら買ってくのもいいかもしれません。

 

 

最後に

エロゲはお金のかかる趣味という印象の方もいらっしゃると思いますが、エロゲの費用は意外と節約できます。あとは、何を重視するかどこにお金をかけるかは人それぞれになってきます。ただ遊べればいい人、特典を集めたい人、サントラや抱き枕カバー・タスペトリーと関連商品も収集する人、色んな人がいます。

それでは、自分の欲望と上手く付き合いつつ良きエロゲーライフをお楽しみください。